サンプドリアを退団したアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、セリエAのサンプドリアとの契約が満了になり現在フリーになっているアルゼンチン代表GKセルヒオ・ロメロの獲得に乗り出したと、英紙『デイリー・エクスプレス』が報じている。
ロメロは2014/2015シーズンをサンプドリアで戦っていたが、イタリア代表GKエミリアーノ・ヴィヴィアーノの活躍もあり、9試合の出場数にとどまっていた。出場機会を求めて新たな契約は結ばず、現在は所属チームなしの状態となっている。
移籍金が発生しないため、マンチェスター・ユナイテッドやローマなどが獲得に乗り出している。
マドリーはイケル・カシージャスが退団し、エスパニョールのGKキコ・カシージャにも興味を示すなど、GKが補強のポイントとなっていた。
ユナイテッドのGKダビド・デ・ヘアの獲得交渉が難航しているため、第二候補としてロメロの獲得に乗り出したようだ。ユナイテッドは年俸140万ポンド(約2億7000万円)でオファーを出したとされ、ローマよりも高い金額を提示している。
しかし、ユナイテッドはアトレティコ・マドリーのGKヤン・オブラクの獲得にも乗り出しており、たとえユナイテッドに加入しても出場機会に恵まれない可能性がある。
ロメロにとっては選択肢が一つ増える形となったが、はたしてどのクラブを選ぶのだろうか。
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