レアル・マドリーを退団したイケル・カシージャス【写真:Getty Images】
今季からレアル・マドリーを率いるラファエル・ベニテス監督は15日、クラブ公式のインタビューに応じ、先日退団が決まった昨季までの主将イケル・カシージャスの功績を称えた。
少年時代からマドリー一筋を貫き、700試合以上に出場した守護神を「イケルはマドリーの生きた伝説で、クラブ史上最高のGKだ。我々は皆、それがいかに重要かを知っている」と称賛したベニテス監督。
しかし、フロレンティーノ・ペレス会長は“伝説”との決別の道を選んだ。そのことについてベニテス監督は「指導者として彼の決断を尊重しなければならない。カシージャスの存在はマドリーに関わるすべての人の心に残るだろう。成功を願っている」と語り、同選手の退団を悔やんだ。
代表の正守護神としてスペインにも歓喜をもたらしたカシージャスの後釜は誰が務めることになるだろうか。ベニテス監督が大きなプレッシャーのかかる正GKにどの選手を据えるのか注目が集まる。
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