マンチェスター・ユナイテッド退団が濃厚のビクトール・バルデス【写真:Getty Images】
プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを率いるルイス・ファン・ハール監督がカタルーニャ代表GKビクトール・バルデスの去就についてコメントした。15日付けのイギリス紙『デイリースター』が報じている。
バルデスは今夏、バレンシアのオファーを断りユナイテッドに残留することを宣言していた。その理由について、スペイン紙『アス』の報道によると、ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアがレアル・マドリーに移籍する可能性があり、それを踏まえた上でバレンシアとの交渉を止め、ユナイテッドでレギュラーの座を目指すことにしたとのことだった。
しかし、バルデスの残留意思とは裏腹に、V・ハール監督は同選手の放出を考えているようだ。指揮官は「彼は私の哲学に従わなかった。そのような選手は、チームに居場所はないよ」とコメントしている。
「昨シーズン、君はユナイテッドのGKとして他に必要な点があり、セカンドチームでプレーをしたらどうかと提案したんだが拒否したんだ」
デ・ヘアの去就状況が不透明な中で、バルデスはアメリカツアーにも参加していない。V・ハール監督との溝も深まっており放出される可能性は高い。
また、バルデスはレアル・マドリーから興味を示されており、元バルセロナの選手として禁断の移籍が実現する可能性もありそうだ。
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