イスタンブールで入団会見を行ったロビン・ファン・ペルシ【写真:Getty Images】
先日フェネルバフチェへの移籍が発表されたオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシだが、未だ解決していない問題があったようだ。15日に英『スカイ・スポーツ』が報じている。
マンチェスター・ユナイテッドと契約した2012年当時、ファン・ペルシはクラブと2016年夏までの4年契約を締結した。このためフェネルバフチェは移籍にあたって違約金を払わねばならない。『スカイ・スポーツ』によれば、両者はこの違約金の額で未だ合意に至っていないという。
ファン・ペルシ自身はフェネルバフチェとボーナス込みで年俸490万ユーロ(約6億6000万円)の契約を結んでおり、移籍が破談になることはないと見られるが、ユナイテッドは後釜確保のために使える資金をできるだけ多く引き出したいところだ。
入団会見で「この移籍で僕が誰かを恨むことはない。移籍はフットボールの一部で、人生の一部でもある。イスタンブールに来る前、同僚たちとは素晴らしい日々を過ごしてきたし、特別なものだった」と語り、ユナイテッドに対して悪い感情はないと強調していたファン・ペルシ。本人とクラブに遺恨がないとはいえ、思わぬ形で移籍にケチがついてしまった。
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