リバプールからマンチェスター・シティへ移籍したFWラヒーム・スターリング【写真:Getty Images】
リバプールからマンチェスター・シティへの移籍が決定したイングランド代表FWラヒーム・スターリングの娘が、ツイッター上で誹謗中傷を受けていたことが判明した。現地時間13日付の英局『BBC』が報じた。
マージーサイド州警察が、現在スターリングの娘に向けた虐待的な発言をツイッター上で行った人物を調査中で、発言された内容は脅迫的なものや人種差別に関わるものも含まれており、極めて忌まわしかったようだ。
加えて、「私たちはこの件を極めて深刻に捉えています。現在、犯罪捜査官も調査に乗り出しています」と、移籍報道の陰で起こっていた事件の重大さを述べた。
また、警察のスポークスマンは「インターネット上で他人に対する誹謗中傷はどのようなことであっても犯罪であり、法によって裁かれなければならない」と公に訴えている。
スターリングは、シティ移籍前に自身の携帯電話の番号が流出し、人種差別的な電話やメッセージが届くなど、移籍を巡っていくつかの事件に巻き込まれていた。
プレミアリーグ史上2番目となる移籍金4900万ポンド(約94億円)でシティへ移籍したスターリング。しかし、この移籍を快く思わない者からの標的となってしまったようだ。
【了】