ラヒーム・スターリングのマンC移籍が決定【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは14日、リバプールからイングランド代表FWラヒーム・スターリングを獲得したと発表した。契約期間は5年で、新天地での背番号は昨季までジェームズ・ミルナーが着けていた7番となる。
英紙『ガーディアン』によればスターリングの移籍金は4900万ポンド(約94億円)と見られ、先週のオファーよりも500万ポンド(約9億6000万円)上乗せされているという。また、この記録は昨夏のアンヘル・ディ・マリアのマンチェスター・ユナイテッド移籍に次ぐプレミアリーグ史上2番目の高額移籍となる。
リバプールの下部組織で育ち、リバプールでリーグ戦95試合18得点のスターリングはシティで週給20万ポンド(約3800万円)を受け取ることで合意に至った。レッズは2012年に当時17歳でトップチームデビューを飾った才能を失ってしまった形だ。
シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督はスターリングについて「世界で最も優れた攻撃的プレーヤーで、今週末オーストラリアでチームに合流するのが楽しみだ」と期待を寄せている。
何度もリーグ戦で対戦してきたシティにとって、歓迎できない移籍になる可能性もあるが、ペジェグリーニ監督はそれを否定する。「彼は若い選手で、並外れた能力を有しているし、シティファンも彼がチームのためにプレーする姿を見て熱狂するはずだ」とスターリングの実力に太鼓判を押した。
【了】