アイマン・アブデヌール【写真:Getty Images】
ローマのDFアレッシオ・ロマニョーリ引き抜きを目指していたミランだが、2度にわたるオファーを拒否されて獲得を断念したようだ。
クラブ公式TV局『ミラン・チャンネル』の中で移籍金2500万ユーロ(約34億円)を提示していたことを認めた。しかし、ローマはこのオファーを固辞。さらに同チャンネルはこの金額が最終オファーだったことを明かしている。
ミランはすでに移籍金2200万ユーロ(約30億円)のオファーを断られており、今回が増額したうえでの再チャレンジだった。
そこで守備の強化を続けたいミランはモナコのチュニジア代表DFアイマン・アブデヌールに視線を戻した。仏『フランス・フットボール』紙によれば、すでに移籍金1900万ユーロ(約26億円)の提示を拒否されているが、2800万ユーロ(38億円)まで上乗せして再接触を試みる。
モナコとミランはステファン・エル・シャーラウィの取引で良好な関係を築いていると見られ、交渉が進展する可能性が高い。
ミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は昨季サンプドリアで重用したロマニョーリとの再会を熱望したが、ローマの抵抗にあって実現の可能性は限りなく低くなった。だが、モナコをCLベスト8に導き、フランスリーグ最少失点を支えたアブデヌールで守備の強化を図る。
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