バルセロナBが始動した【写真:Getty Images】
スペイン3部のバルセロナBが、会長選挙終了まで暫定指揮官を務めるガブリ・ガルシア監督と招集選手30人によるミーティングを開き、2015-16シーズンをスタートさせたと、スペイン紙『スポルト』が報じている。
クラブは14日にメディカルチェックを行った後、夕方からシウバー・デポルティーバ・ジョアン・ガンペールのピッチで最初のトレーニングを始める。先日、バルセロナBへの昇格が発表された“韓国のメッシ”ことU-18韓国代表のFWイ・スンウと、MFペク・スンホは、初日からチームに帯同している。
2011年夏にバルセロナのU-13チームに相当するインファンティルBにスカウトされたイ・スンウは、年代別チームの厳しい競争を勝ち抜き、2014年1月から16〜18歳を対象としたフベニールAに昇格した。現在所属しているバルセロナBは、トップチームのリザーブチーム(2軍)にあたり、リオネル・メッシや他のスター選手たちも通ってきた道のりでもある。
しかし、イ・スンウやペク・スンホは、バルセロナの未成年登録選手の規定に関する違反で、2016年1
月6日までピッチに立つことができない。そのため、他のライバルたちが試合でアピールするなか、両選手は練習の中だけで自身の真価を見せなければならない。
バルセロナ初のアジア人プレーヤー誕生に向け、2人の戦いがいよいよ始まろうとしている。
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