SVホルンへの移籍が決まったFW榊翔太【写真:Getty Images】
日本代表の本田圭佑がオーナーを務めるオーストリア3部のSVホルンは14日、J2のコンサドーレ札幌からFW榊翔太を獲得したことを発表した。
U-19日本代表の招集歴もある榊は、6月28日~7月8日にかけて行われたトライアウトに参加し、見事合格。完全移籍でオーストリアへ渡ることとなった。
SVホルンは、「プレシーズンマッチで得点を記録するなど、持ち前のスピードやチームに貢献する姿勢が2部昇格への力になってくれると確信した」と、契約に至った経緯を明かしている。
札幌ユース出身の22歳は、古巣のオフィシャルサイトを通じて「ユースからの約6年半コンサドーレ札幌にお世話になり、またシーズン中にチームを離れてしまう事を考えると今回の移籍を決断するのに非常に悩みました。
自分がもっと成長したいという気持ちを持って今回トライアウトに参加してきました。チーム関係者や関わってくれた人達に感謝を忘れず、成長し活躍する姿で恩返しできればと思います」とコメントを残している。
オーナーの本田も、榊の才能には一目を置いているようだ。「スピードがあり相手にとって脅威となる選手。まだまだ成長できるポテンシャルがあり、優勝を目指す我々のパワーとなってくれると確信しています」と太鼓判を押している。
新天地での背番号は「4」に決定。本田が日本代表で背負う番号でもあり、期待値の高さが伺える。
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