高校選手権で注目を集めた渡邊凌磨はドイツへ?【写真:Getty Images】
各年代別代表の常連だったMF渡邊凌磨がドイツでのプロ契約を求めて挑戦を続けていることが分かった。11日にブレーメンU-23の一員としてベルギー2部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとの練習試合に出場した。
ブレーメンの公式HPによれば、渡邊は先発出場して80分までプレーしている。
今年3月に前橋育英高校を卒業して早稲田大学に進学したものの、新天地で公式戦の選手登録はされていない。5月には世界中から集められた若手選手との競争を勝ち抜き、ナイキアカデミーへの参加権を勝ち取るなど主に海外で所属先を探していた。
高校時代は3年次に第93回全国高校サッカー選手権大会で前橋育英を準優勝に導き、2013年のU-17W杯UAE大会では3得点で日本代表のベスト16進出を支えた。
一部報道によれば渡邊はすでに早稲田大学を休学し、ドイツでプロ契約を求めて様々なチームに練習参加しており、今月初めには2部フォルトゥナ・デュッセルドルフの合宿に参加していたという。
また、ブレーメンでの試合出場を報じたドイツのサッカーメディア『borlife 』は、渡邊を「非常にスピード豊かで、左サイドから攻撃に絡め、パス能力はまだまだ伸びていく。彼は将来的にいい投資になる可能性がある」と高く評価した。
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