ステファン・エル・シャーラウィ【写真:Getty Images】
ASモナコは13日、ミランのイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ獲得を発表した。契約期間は明らかになっていない。
最近2年間は負傷に苦しみ本来の力を発揮できなかったが、昨季後半戦で復帰すると復調の兆しを見せていた。そこに不動のウィングだったヤニック・フェレイラ・カラスコを失ったモナコが横やりを入れてきた形だ。昨季は18試合に出場して3得点に終わっていた。
事前の報道によれば移籍金は1800万ユーロ(24億円)から最大2000万ユーロ(約28億円)と見られている。
モナコとの契約にサインを済ませたエル・シャーラウィはクラブ公式HPで「モナコで非常に満足しているし、素晴らしいシーズンを過ごしたいと考えている。契約する機会を与えてくれたモナコの会長に感謝したい。モナコとファンに喜びを与えるよ」と、キャリア初となる異国の地での挑戦に向けて決意を語った。
ミランはすでにルイス・アドリアーノとカルロス・バッカを獲得しており、前線で強力コンビの結成が濃厚となっているため、レギュラーポジション獲得は困難な状況だった。また、エル・シャーラウィとともにウィングの定位置を争う本田圭佑にとってはライバルが1人減った形となる。
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