ストークに移籍するDFグレン・ジョンソン【写真:Getty Images】
ストーク・シティは12日、リバプールを退団した元イングランド代表のDFグレン・ジョンソン(30)をフリーで獲得したことを発表した。契約期間は2年間で、1年の延長オプション付き。
ウェストハムの下部組織で育ったG・ジョンソンは、これまでミルウォール、チェルシー、ポーツマスなどでプレー。2009年夏に移籍金1800万ポンド(約34億円)でリバプールに加入し、6年間での出場試合数は200を超えた。また、代表では54キャップを記録している。
ストークのトニー・スコールズCEOは、G・ジョンソンの加入について「グレンの記録が彼の実力を証明している。国際レベルでレギュラーを務めた経験をもっているし、ワールドカップやユーロでもプレーした。彼を欲しがったクラブはいくつもあったが、ストークの選手として未来を考えてくれたことは非常の嬉しい」とコメント。
また、チームを率いるマーク・ヒューズ監督は、「グレンは戦力を高める大きな力となってくれるだろう。昨シーズンはアンフィールドで決勝ゴールを決められたし、得点力にも優れた才能豊かなDFだ。彼と話したらストークの選手としてプレーすることをとても楽しみにしていたよ」と、同選手の加入を喜んだ。
なお、2014-15シーズンのプレミアリーグを9位で終えたストークは、今夏の移籍で積極的な補強に乗り出しており、オランダ代表のMFマルコ・ファン・ヒンケルやスペイン人FWホセルなど、G・ジョンソンを含めて6人の新戦力確保に成功している。
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