セリエAのラツィオは11日、元ルーマニア代表のDFシュテファン・ラドゥと新たに5年契約を結び、契約期間を2020年まで延長したと発表した。

　ラドゥはルーマニア1部ディナモ・ブカレストの下部組織で選手としてのキャリアをスタート。2004年にトップチームに昇格すると、2006年にはルーマニア代表に選出された。2008年1月にラツィオにレンタル移籍し、シーズン終了後に完全移籍。ラツィオでは左サイドバックやセンターバックのポジションで活躍し、177試合に出場した。

　今夏にはセリエAのサンプドリアへの移籍が報じられていたが、チームに残留する形となった。2014/2015シーズンの主将だったMFステファノ・マウリの退団が決定しており、チーム古参の一人であるラドゥは来シーズンの主将候補となっている。

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