リバプールのコーチに就任するマカリスター(左)【写真:Getty Images】
リバプールは11日、ガリー・マカリスター(50)がファーストチームのコーチに就任したことを発表した。
元スコットランド代表のマカリスターは、現役時代にレスター、リーズ、コベントリーなどでプレーし、2000年から2シーズンだけリバプールに所属。当時35歳という高齢での強豪クラブ移籍ということで活躍を疑問視されたが、要所で貴重な得点を挙げ、FAカップ、リーグカップ、UEFAカップのカップ戦三冠獲得に大きく貢献した。また、2002-03シーズンにはコベントリーで選手兼任監督を務め、引退後はリーズ、ミドルスブラ、アストン・ビラのコーチを担当してきた。
マカリスターはクラブ公式サイトを通じて、「35歳でリバプールから電話がかかってきたときの驚きと似ている。あの頃の自分のようにクラブに尽くし、再び栄冠を勝ち取れることを願っている」と、復帰の喜びを語った。
また、ブレンダン・ロジャース監督は「ガリーはクラブとサポーターと特別なつながりがある。彼と会ったとき、彼の情熱や知識に心を打たれたよ。彼の指導者としての経験はトップレベルだ。チームに加入してくれて嬉しく思う」とコメントした。
なお、2014-15シーズンのプレミアリーグを6位で終えたリバプールは、先月コリン・パスコーとマイク・マーシュの両コーチの退団を発表。その後、アシスタントコーチにショーン・オドリスコルを招聘していた。
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