ドルトムントのFWチーロ・インモービレ【写真:Getty Images】
ブンデスリーガのドルトムントが、FWチーロ・インモービレの獲得に乗り出しているセビージャからのオファーを拒否したと、9日付けのドイツ紙『sportal.de』が伝えている。
インモービレはドルトムント内での孤立が目立ち、本人も移籍を目指しているともいわれているが、セビージャが提示した移籍金1200万ユーロ(約16億円)が少なすぎるとしてオファーを拒否。少なくとも移籍金1500万ユーロ(約20億円)は必要だとしている。
セビージャは、ヨーロッパリーグ優勝の立役者となったコロンビア代表FWカルロス・バッカがミランへ移籍し、代役を探していたようだ。
インモービレは現在行われているアジアツアーには帯同しているが、川崎フロンターレ戦とマレーシアのジョホール・サザン・タイガース戦の出場はなかった。ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督はその理由として「ウィーミングアップ中に負傷した」と語っている。
ドルトムントとインモービレの契約期間は2019年まで残っており、セビージャとの交渉が成立しなければ、チームに残留することになる。
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