アーセナルに所属するMFアルテタ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのアーセナルは8日、スペイン人MFミケル・アルテタ(33)と1年間の契約延長を発表した。
2011年夏に移籍金1000万ポンド(約18億円)の4年契約でアーセナルに加入したアルテタは、初年度から副主将としてチームをけん引。2014-15シーズンは退団したDFトーマス・ヴェルメーレンの後を継ぎキャプテンに就任したものの、怪我の影響でシーズンをフルで戦うことができず、消化不良に終わっていた。
アーセン・ヴェンゲル監督はクラブの公式サイトで通じて「彼はチームの主将であり、我々のリーダーの一人だ。チーム内の競争に勝たなければいけないが、昨シーズン以上の貢献を見せてくれると思っている。だが、我々は多くの試合を控えており、彼の経験、野心、クオリティーなどが必要になる」とコメント。
なお、アーセナルでアンカーを務めるアルテタは、昨シーズン途中に期限付き移籍先から復帰し急成長を見せたMFフランシス・コクランのバックアップとして期待されている。今夏の移籍ではMFモルガン・シュナイデルランやMFウィリアム・カルバーリョの獲得も噂されているが、この契約延長はクラブの補強にどんな影響をもたらすだろうか。
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