エスパニョールのGKキコ・カシージャ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーは、エスパニョールのGKキコ・カシージャを獲得する寸前だとスペインラジオ『カデナ・コペ』が8日に伝えている。
マドリーはイケル・カシージャスの退団が間近となっており、ケイロル・ナバスが負傷で離脱中、さらにはダビド・デ・ヘア移籍の交渉が止まっている状態で、リスクを冒したくないと考えているのかもしれない。
同局によれば、マドリーは10日に始まるプレシーズン前にカシージャを獲得し、チームと一緒に遠征先のオーストラリアに行けるように企てているという。
カシージャは以前からマドリーが注目していたが、昨季獲得する場合の移籍金は1000万ユーロ(約14億円)だったものの、今なら300万ユーロ(約4億2000万円)で済みそうだ。
15歳で01年にマドリーの下部組織に加入したカシージャは、21歳で07年にエスパニョールBに移籍して、同シーズンにAチームに昇格。以降、セグンダ(2部リーグ)に属するカディスとカルタヘナを転々とし、11年にエスパニョールに復帰した。
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