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スボティッチ、日本人2選手の飛躍に太鼓判「ミツもトップでやれる可能性ある」

text by 編集部 photo by Getty Images

スポティッチ、日本人2選手の飛躍に太鼓判「ミツもトップでやれる可能性ある」
ドルトムントに所属するDFスボティッチ【写真:Getty Images】

 香川真司と丸岡満が所属するボルシア・ドルトムントは7日、川崎フロンターレと親善試合を行い、6点を奪って快勝を収めた。先発出場したセルビア代表のDFネベン・スボティッチは、チームの勝利に貢献した日本人2選手を称えている。

 この試合で背番号23をお披露目した香川は、開始5分に右サイドを駆け上がってきたピシュチェクのクロスをヘディングで合わせて先制弾を決めると、36分にもロイスのお膳立てから再びネットを揺らし、ドルトムント移籍後初の凱旋試合で計2ゴールを挙げた。

「この試合はシンジにとって重要だったと思う。シーズン初戦で2得点し、トゥヘル監督に実力を示すことができたからね。彼には素晴らしい才能があり、今日のようにゴール前の隙をついて得点を奪うことができるため、どんなDFにとってもタフな相手なんだ」

 香川は昨季、2012年以来3シーズンぶりにドルトムントへ復帰したものの、ブンデスリーガ28試合で5得点、チャンピオンズリーグ5試合でノーゴールに終わり、消化不良の一年を過ごした。しかし、スボティッチはフットボーラーが加入初年度に力を出し切れないことは珍しいことではないと話す。

「マンチェスター・ユナイテッドから戻ってきた彼は、以前とは違うドルトムントのスタイルに慣れる必要があった。選手によっては時間がかかることもある。しかし、今日の試合でもクオリティーがあることを改めて証明したし、現在も多くを学んでいる。ユナイテッドに移籍したことでフィジカルも向上しているし、それは今後の助けになるよ」

 また、セレッソ大阪から期限付き移籍中の丸岡は、59分にオーバメヤンのキープからムヒタリアンの浮き球パスに抜け出すと、GKとの1対1を制してチーム5点目を獲得。丸岡はVfLレーデとの練習試合と「チーム・ゴールド」との慈善試合に続き、プレシーズン3試合連続ゴールとなった。

「ミツは良い選手だよ。昨季はシーズン中にも一緒にトレーニングをしていたし、セカンドチームでの活躍が認められて契約延長に至った。日本でプレーすることは彼にとって大きなことだし、これからも成長は続いていくだろう。新シーズンはファースチームでプレーできる可能性も十分にあると思う」

 なお、初のアジアツアーを行っているドルトムントは、9日にマレーシアでジョホール・ダルル・タクジムFCと親善試合を戦うことが予定されている。

【了】

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