ドルトムントに所属するMF香川【写真:Getty Images】
日本代表のMF香川真司(26)が所属するボルシア・ドルトムントは6日、川崎フロンターレとのプレシーズンマッチに向けて前日練習を行った。
新生ドルトムントが七夕の夜に日本で試合を行う。だが、2014-15シーズンは満足のいく成績を残せなかった香川にとって、明日のゲームはトーマス・トゥヘル新監督に向けたアピールの場となることは間違いない。
「ただの親善試合ではないですし、しっかりと準備をしてきたつもりなので勝ちたいと思います。(新シーズンに向けて)改めて気を引き締めてやっていきたいし、日々考えてやっていきたい」
昨季はブンデスリーガ28試合5得点、DFPポカール(ドイツ杯)5試合1得点、チャンピオンズリーグ5試合無得点に終わり、ゲームメークには貢献したものの一時期の得点力に陰りを見せた。今季はゴールという結果にこだわるためにも、川崎F戦で良いスタートを切りたいところだ。
「良いトレーニングをして、試合で自分の強みをしっかりと出せるようにしていきたい。メンバーに変わりはないので言い訳はできないですし、メンタル的にもしっかりとした準備をしていきたい」
“ドルトムントの香川”として日本で試合を行うのは今回が初めてとなる。初日練習でしっかりと汗を流した日本代表の10番は「等々力(陸上競技場)は初めてなんで。ピッチの質はとても高いので楽しみ」と明日の凱旋試合を心待ちにしていた。
ドルトムント対川崎Fの一戦は、7月7日午後7時にキックオフとなる。
【了】