エミル・スパヒッチ【写真:Getty Images】
ハンブルガーSVは、昨季までレバークーゼンに所属し、4月に警備員に暴行した容疑で契約を解除されていたDFエミル・スパヒッチを獲得した。5日付のドイツ紙『RevierSport』が伝えている。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表のスパヒッチは、2013-14シーズンからレバークーゼンに所属。センターバックとして活躍していたが、2015年4月8日に行われたドイツカップ準々決勝のバイエルン・ミュンヘン戦の後、警備員に暴行してしまう。この傷害事件が原因でレバークーゼンと契約解消となり、現在フリーの状態となっていた。
HSVのスポーツディレクターのピーター・クネーベルは「我々は守備を任せられるベテラン選手を獲得できたことを嬉しく思う。スパヒッチは、チームの中心的な主力となるだろう」と語っている。一度は信頼を失ってしまったスパヒッチ、新たな新天地では以前のような積極的な守備でチームに貢献することを期待されている。
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