敗戦への悔しさを語ったFW岩渕真奈【写真:Getty Images】
【なでしこジャパン 2-5 アメリカ代表 カナダ女子W杯決勝】
なでしこジャパンは現地時間5日、カナダで開催されている女子W杯の決勝戦でアメリカと対戦し、2-5で敗れた。
前半早々にカルリ・ロイドにハットトリックを許してしまい、大儀見が1点を返すなど奮闘を見せるも最後までビハインドを跳ね返すことは出来なかった。
後半から途中出場したFW岩渕真奈は「悔しいです」と大会2連覇を逃したことへの悔しさを涙ながらに語った。
「自分達にできることはたくさんあったと思うけど、結果が5-2という結果なので、悔しさしか残っていない」
初戦のスイス戦でFW安藤梢が負傷し、帰国していたが、決勝戦ではベンチに入り“23人全員で”アメリカと戦った。「この23人で戦うのは最後ですけど、本当に良いチームだったと思えるし、出し切った結果が準優勝だった。悔いのない大会だったかなと思います」と、チームの結束力に胸を張った。
なでしこジャパン最年少のドリブラーはオーストラリア戦で決勝を挙げるなど、将来の女子サッカーを担う存在でもある。
「次は、もっともっとなでしこを知ってもらえるように、頑張らなきゃいけないなと思う」と、次の2019年に行われるフランス大会に向けて最後は前を向いた。
【了】