最後のW杯を終えた澤穂希【写真:Getty Images】
【なでしこジャパン 2-5 アメリカ代表 カナダ女子W杯決勝】
カナダ女子ワールドカップ決勝戦が現地時間の5日に行なわれ、なでしこジャパンはアメリカ代表と対戦し2-5で敗れた。
この試合で32分に途中出場を果たした日本代表MF澤穂希は「悔いなくプレー出来た」と自身にとっての最後のW杯を振り返った。
開始15分で3-0とされてしまった日本だったが、澤は「自分は外から観ていたが取られてはいけない時間帯に3失点してしまったのは痛かった」と試合にうまく入れなかったチームを嘆いた。
一方で、「皆が持っている力を出しきった。自分たちの結果」と準優勝という結果については淡々と語った。
アメリカは78分にアビー・ワンバックが途中出場した。同選手は今大会限りでの代表引退を表明しており、澤にとっては長年ともに戦った盟友との別れとなる。澤にとっても今大会は6度目のW杯で、最後の大会だ。
「自分の位置づけとしては最後の大会として挑んだ。悔いなくやりきった思います」
なでしこジャパンの黄金時代を支えた澤の最後のW杯が終了した。
【了】