ミランのミハイロビッチ新監督(左)【写真:Getty Images】
日本代表のFW本田圭佑が所属するACミランは3日、クラブハウスで記者会見を開き、シニシャ・ミハイロビッチ監督が就任の喜びを語った。
ミランは昨季のセリエAを10位で終え、過去15年で最低のシーズンを送った。同クラブはフィリッポ・インザーギ監督を解任し、昨季サンプドリアをヨーロッパリーグ出場に導いたミハイロビッチ監督を延長オプション付きの2年契約で招聘した。
46歳のセルビア人指揮官は「組織のレベル、雰囲気、野心など全てのことがワールドクラスだ。私を監督に選んでくれたベルルスコーニ会長とガッリアーニCEOに感謝している。私は以前ライバルチーム(インテル)に所属していたため、ミラニスタを納得させられる唯一の術は結果を出すことだ。選手たちにはミランと対戦する時に感じる恐怖と尊敬の念を伝え、サン・シーロ(ミランのホームスタジアム)の威厳を取り戻したい」とコメント。
また、ベルルスコーニ会長は「シニシャはミランにユベントスと首位を争うだけのクオリティーやキャラクターをもたらしてくれると思う。彼は素晴らしいカリスマ性をもっており、選手との関係も上手く築くことができる男だ。最高の選択ができた」と新指揮官を高く評価した。
なお、ミハイロビッチ新体制のミランは、今夏の移籍でアンドレア・ベルトラッチ、カルロス・バッカ、ルイス・アドリアーノなど多くの即戦力を獲得しており、上位進出の期待が高まっている。
【了】