アーセナルに所属するMFカソルラ【写真:Getty Images】
スペイン・リーガエスパニョーラのアトレティコ・マドリーは、トルコ代表のMFアルダ・トゥランの後釜としてアーセナルに所属するスペイン代表のMFサンティ・カソルラを獲得したいと考えているようだ。
アトレティコは、中盤の主力選手であるA・トゥランがバルセロナに移籍間近と報じられており、クラブを率いるディエゴ・シメオネ監督は同選手の代役探しを強いられている。カソルラは2年前から同クラブに関心を示されており、アーセナルとの契約が2016年夏で満了を迎えるため、その去就が注目されている。
30歳のカソルラは、これまでビジャレアルやマラガなどでプレーし、2012年夏にアーセナルに加入。移籍初年度から中盤の司令塔として活躍し、今季のプレミアリーグでは37試合7ゴール11アシストをマークしている。
しかし、英紙『デイリー・メール』によれば、アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督は新シーズンもカソルラをチームの軸として考えているようで、天文学的なオファーを提示されない限りは交渉に応じるつもりはないと伝えられている。
アトレティコはクロアチア代表のFWマリオ・マンジュキッチ(→ユベントス)とブラジル代表のDFミランダ(→インテル)など主力選手の退団が相次いでおり、ポルトから獲得したコロンビア代表のFWジャクソン・マルティネスに続く大物選手の獲得を狙っている。
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