マンチェスターCは今夏の移籍で主役となれるか【写真:Getty Images】
欧州サッカー連盟(UEFA)は3日、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の財務規則に違反していたマンチェスター・シティ(イングランド)とパリ・サンジェルマン(フランス)に科していた処分を解除したことを発表した。
両クラブは、UEFAが2011年に導入した過去3シーズンのクラブの支出が収入を超えないように定めた規則があったにもかかわらず、赤字額の限度を超えていたため、6000万ユーロ(約82億円)の罰金、移籍市場での人件費縮小、チャンピオンズリーグの選手登録人数減少などの処分を科されていた。
2クラブは今夏から制裁解除となったことで積極的な補強に乗り出すことが見込まれており、ユベントスに所属するフランス代表のMFポール・ポグバや、ヴォルフスブルクに所属するベルギー代表のMFケビン・デ・ブルイネの獲得に向けて高額な移籍金を支払う準備があると報じられている。
なお、UEFAは今後も注意深く両クラブの監視を続けるとの声明を出している。
【了】