9.2人の新星
ドメニコ・ベラルディ(左)とパウロ・ディバラ(右)【写真:Getty Images】
様々な若手選手がブレイクするなかで、とりわけ大きな衝撃を与えたのがFWパウロ・ディバラとFWドメニコ・ベラルディだ。両者はともに10ゴール10アシストを達成。セリエAで「唯ニ」の選手となった。
ディバラはセリエBから昇格してきたパレルモの若きエースストライカーとしてチームを牽引。あらゆる攻撃に関与しながら、クラブを11位という好成績に導いた。
一方、ベラルディにとっては2年目のセリエAだった。2013-2014シーズンに既にブレイクを果たしていた同選手にとって、今季は真の価値を評価される一年。序盤こそ流れの中でのゴールに苦しんだものの、第36節でハットトリックを決め「ここ50年間で最速でセリエAキャリア30ゴールに到達した選手」となった。
ディバラは2015-2016シーズンからユベントスでのプレーが決定済み。ベラルディはサッスオーロが保有権をユベントスから買い取っている。
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