7.ミラノ勢の凋落
ともにUEFA大会出場権を獲得できず【写真:Getty Images】
ローマ勢とは対照的に失意のシーズンを送ったのがミラノの2クラブだ。
日本代表FW本田圭佑が所属するミランは買収問題に揺れ、新任したフィリッポ・インザーギ監督と選手間のトラブルも続出した。最終的にチームは記録的な低迷をみせ10位でフィニッシュ。屈辱のシーズンとなってしまった。
一方、同代表DF長友佑都が所属するインテルはシーズン途中でワルテル・マッツァーリ監督を解任。後任にロベルト・マンチーニ監督が復帰し、冬の移籍市場で積極的な補強を打ち出した。それでもチームの成績が上向くことはなく、EL出場権すら逃す8位でセリエAを終えている。
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