6.首都の充実
好成績を収めたローマの2クラブ【写真:Getty Images】
国内に目を移せば。2014-2015シーズンは「首都の充実」が際立った1年だった。ローマは途中スランプに陥った時期こそあったものの、ヨーロッパリーグで健闘をみせ、終わってみればチャンピオンズリーグ・ストレート出場権を獲得する2位を死守した。
一方のラツィオにとっては、まさに躍進の年だった。MFフェリペ・アンデルソンを中心にステーファノ・ピオーリ監督のもと一時セリエAで2位に浮上。コッパ・イタリア準優勝とチャンピオンズリーグ・プレーオフ出場権を勝ち獲った。
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