8.バーンズのタックル
バーンズを突き飛ばしたことでレッドカードを提示されたマティッチ【写真:Getty Images】
本拠地スタンフォード・ブリッジにバーンリーを迎えた第26節は、チェルシーにとって大きなフラストレーションが溜まる試合だっただろう。
問題のシーンは70分に起きた。味方からのパスを受けようとしていたネマニャ・マティッチに対し、アシュリー・バーンズが激しいタックルを見舞った。
足裏を向けた悪質なプレーにマティッチは激怒し、バーンズを突き飛ばしてしまった。しかし、一連のシーンでレッドカードを提示されたのはマティッチだった。
これにより、このセルビア代表は1週間後に控えたトッテナムとのキャピタルワン・カップ決勝戦を含む3試合(のちに2試合に軽減)の出場停止処分が下されてしまう。
試合後、モウリーニョ監督は「彼のタックルは犯罪だ。マティッチのキャリアを終わらせていたかもしれない」と強く非難していた。
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