解任が発表されたナイジェル・ピアソン監督【写真:Getty Images】
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティが現地時間の30日、ナイジェル・ピアソン監督の解任を発表した。
同指揮官は2011年よりチームを指揮。10年ぶりのプレミアリーグ昇格に導いた。2014-2015シーズンは約5ヶ月間にわたって最下位に沈んでいたものの、終盤なんとか挽回して残留を勝ち獲った。
レスターは6月に同監督の息子であるMFジェームズ・ピアソンら3選手がタイ女性と淫乱パーティを開催していたことが発覚。その際に「細い目だ」とアジア人に対する人種差別的な発言をしていたことが問題となっていた。
英紙『テレグラフ』によると、後任監督にはかつてマンチェスター・ユナイテッドで日本代表MF香川真司を指導したレアル・ソシエダ指揮官デイビッド・モイーズ監督が候補に挙がっている。また、バーンリーのショーン・ダイチ監督も候補の1人だ。
岡崎のレスター移籍が決まったのは、わずか4日前。監督交代によって起用法にどのような影響が生じるか注目が集まる。
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