アスレティック・ビルバオは29日、生え抜きのスペイン代表FWイケル・ムニアインとの契約延長を発表した。新契約は2019年夏までで、契約解除に必要な違約金は4500万ユーロ（約62億円）に設定されている。

　今季は25試合に出場して1得点とゴールは少なかったものの、トップ下という新境地を開拓し、2月終わりからの5連勝に大きく貢献した。しかし、4月頭の第29節セビージャ戦でひざのじん帯を負傷してシーズン終了となってしまい、同時にチームも停滞していった。

　負傷の影響で少なくとも10月までは起用できないと見られているが、ピッチに立てば別格の輝きを放つ22歳は、60億円以上の高額な違約金が物語る通りバスク地方の大きな期待を背負っている。

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