アーセナルに移籍するGKチェフ【写真:Getty Images】
アーセナルは29日、チェルシーからチェコ代表のGKペトル・チェフ(33)を獲得したと発表した。
2004年夏にチェルシーへ加入したチェフは、長らく正守護神としてプレーし、在籍11シーズンで15つのタイトル獲得に貢献した。2014-15シーズンはGKティボー・クルトワが期限付き移籍から復帰したことで出場機会を減らしたものの、GKとしての実力は世界でトップレベルを維持している。
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督はクラブの公式HPを通じ「チェフは私が長期に渡って高く評価してきた選手であり、ここへ来る決断を下してくれたことを非常に嬉しく思う。彼が世界でも優れたGKの一人であることは、過去のプレーが証明している。我々のチームにまた一つ大きな力が加わることになるだろう」とコメント。
また、イングランド代表のFWセオ・ウォルコットは、自身のツイッターで「アーセナルでの初ゴールは彼から奪ったものだった。喜んで歓迎するよ!」と当時のゴール画像とともにメッセージを投稿し、チェフの加入を喜んだ。
なお、チェフのアーセナルデビューは、プレミアリーグ開幕前週に行われるコミュニティシールドのチェルシー戦になることが見込まれている。
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