ラフプレーに抗議するリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
コパ・アメリカでのラフプレーに対するアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシとFWセルヒオ・アグエロの抗議の声は審判に届かなかったようだ。スペイン紙『マルカ』が27日に伝えている。
準々決勝・コロンビア代表戦で0-0で引き分けに終わったアルゼンチン代表は、PK戦でコロンビア代表に制して準決勝進出を果たした。
両選手とも南アメリカ出身ではあるものの、プロとしてのキャリアが遥かに長いヨーロッパのスタイルに慣れ親しんできた。メッシは試合後、審判に危ないプレーについて尋ねた際「ここは南アメリカで、こういうプレーだ」と答えられたという。
なお審判はアグエロにも同じことを伝えたようで、同選手は試合後「理解できない、南アメリカでは違うフットボールみたいだ」と伝えている。
メキシコ出身のロベルト・ガルシア・オロスコ審判は、同試合で8枚のイエローカードを出している。それでもメッシやアグエロは足りないと思っているのかは不明だが、確かなことは同大会ではアグレッシブなプレーが目立っていることだ。
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