大前元紀【写真:ダン・オロウィッツ】
明治安田生命J1リーグ1stステージ最終節が27日に行われ、清水エスパルスはFC東京に2-3で敗れた。
自陣でのミスからゴールを奪われるという手痛い失点を喫したが、51分には大前元紀がこぼれ球を押し込んで同点に追いついた。
大前はこの日も攻撃の柱として気を吐いた。「試合を通じて起点は作れた」と話し、同点弾についても「綺麗なゴールではなかったですけど決められて良かった」と振り返っている。
それでも勝ち点3を掴むことはできず、 最下位で1stステージを終えることになってしまった。だが大前は「結果は2-3の負けで悔しいですけど、正直勝てたと思う」と、清水にも勝利のチャンスはあったと悔しさをにじませた。
若い選手が主体となり、複数人が絡みながらしっかりボールを動かすサッカーは浸透している。結果は出ていないが「自信を持ってやっていけば勝てるんじゃないか」と、大前は2ndステージに向けて明るい材料があることを強調した。
そして自信を掴むためにも「ブレちゃいけない。自分たちのサッカーをやれば負けても収穫はある」と前を向いた。
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