チリ代表のDFハラ【写真:Getty Images】
チリ代表のDFゴンサロ・ハラが、24日に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)準々決勝のウルグアイ戦で相手選手を退場させた行為が物議を醸している。
ハラは62分にウルグアイ代表のFWエディンソン・カバーニと口論になり、主審が仲裁に入って一旦は離れたが、その直後に右手で同選手の局部に指を食い込ませた。ハラは相手から振り払われると、大げさに倒れて同選手の退場を誘った。2枚目のイエローカードを提示されたカバーニは、ハラに嫌がらせを受けたことを主審に抗議したが、判定は覆らなかった。試合はチリが1-0で勝利している。
独紙『ビルト』では、 ハラの所属先であるマインツのクリスチャン・ハイデル・スポーツディレクター(SD)が「オファーが来れば、彼は出て行くだろう。我々はあの行為を許容できない。私は演技が何よりも嫌いだ 」とコメントし、クラブが同選手を追放する可能性があることを報じている。
なお、大会を運営する南米サッカー連盟(CONMEBOL)もハラの性的な挑発行為に関する調査を始めており、同選手に処分を科すことも検討しているようだ。
【了】