レスターへ移籍する岡崎慎司【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのレスター・シティは現地時間26日、マインツから日本代表FW岡崎慎司を獲得したことをクラブのオフィシャルサイトで発表した。契約期間は4年。
岡崎は2011年1月に清水エスパルスからシュトゥットガルトへ移籍。2013年7月にマインツへ活躍の場を移すと、公式戦70試合に出場し、29得点を挙げた。
レスターへの移籍は今年の冬にも噂になっていたが、実現はせず。だが、レスターのラブコールが実を結び、晴れて完全移籍で獲得に成功した。
岡崎はレスターの公式サイトで「僕がどのようにプレーできるかを証明するためにベストを尽くしたい。そして、サポーターのために多くのゴールを奪っていきたい」と移籍の喜びを語っている。
ドイツでゴールを量産した岡崎だが、イングランドでのプレーすることが簡単ではないことは覚悟しているようだ。「昨季のプレミアリーグの試合は毎試合見ていたが、どれも簡単ではない。ハードな試合ばかりだ」と語っている。
そして、「試合の間隔が短く、スケジュールはブンデスリーガよりもハードだ。プレミアリーグはよりフィジカルで、個々のタレントが優れていると聞いた。僕がこのリーグでプレーできると分かるのが楽しみだよ」と意気込みを述べた。
移籍金は明らかになっていないもののドイツ紙『キッカー』によれば1000万ユーロ(約13億8000万円)とみられる。
レスターにはチャンピオンシップ(2部)時代に阿部勇樹(現浦和レッズ)が所属していた。また、これまで吉田麻也や香川真司らがプレミアリーグでプレーしており、岡崎は同リーグでプレーする7人目の選手となった。
【プレミアリーグのクラブに所属した日本人選手】
・吉田麻也 サウサンプトン/2012年1月~現在
・香川真司 マンチェスター・ユナイテッド/2012年7月~2014年8月
・宮市亮 アーセナル/2011年6月~2012年1月、ボルトン/2012年1月~2012年5月
・中田英寿 ボルトン/2005年7月~2006年6月
・戸田和幸 トッテナム/2003年1月~2003年6月
・稲本潤一 アーセナル/2002年1月~2002年6月、フルハム/2002年7月~2003年12月、ウェスト・ブロムウィッチ/2004年1月~2004年12月、2005年3月~2006年9月
【了】