当時のコリンチャンス対ボカ・ジュニアーズの一戦【写真:Getty Images】
ブラジルサッカー協会(CBF)は現地時間25日、2013年5月15日に行われたコパ・リベルタドーレス杯のコリンチャンス対ボカ・ジュニアーズで不正があったとして南米サッカー協会(CONMEBOL)に調査を要求していることを公式に発表した。
準々決勝2ndレグとなった当該試合は、ファン・ロマン・リケルメのゴールでボカが先制するが、コリンチャンスが後半にパウリーニョのゴールで同点に追いつくも、1stレグを1-0で先勝していたボカが合計スコア2-1で準決勝に駒を進めた。
26日付の大手メディア『ESPN』によれば、パラグアイ人のカルロス・アマリージャ主審がコリンチャンスの2つのゴールを取り消し、さらに2つのPKを見逃されたことに対してCBFが異議を唱えているようだ。
また、アルゼンチンのTV局『アメリカTV』が、アルゼンチンサッカー協会のフリオ・グロンドーナ元会長がアマリージャ主審に対してボカ寄りのジャッジを要求する通話記録を公開したと同紙は報じている。
CBFは、「ブラジルのクラブは名誉を傷付けられた。我々は最後まで彼らを守る義務がある」と公式声明を発表している。
また、同協会のマルコ・ポロ・デル・ネロ会長は、「我々はCONMEBOLを信頼している。全てが明らかになると信じている」と述べている。
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