チームの今後を左右する選手の動向
また移籍の噂が絶えないのが、インモービレだ。15日付のWAZ電子版によれば、ナポリ、フィオレンティーナが興味を持っているとされ、インモービレもBVBからの移籍を考えているという。
昨夏トリノからドルトムントにやって来たインモービレだが、満足に活躍することは出来ず、定位置を確保することは出来なかった。来年の欧州選手権にイタリア代表として出場するために、インモービレは出場機会に恵まれるチームを探しているのである。しかしトゥヘルがチャンスを与えることをツァイト紙で明言していることもあって、インモービレは2~3週間は様子を見るとのことだ。
23日付のビルト電子版が、アーセナル、チェルシー、マンチェスター・シティが興味を持っているとしたオーバメヤンの売却については、ツォルクSDは「全く興味はない」と25日付のキッカー紙にコメントを残した。離脱しているサヒンは29日のトレーニング初日にも間に合わないが、「完全にプランに入っている」とツォルクSDは言う。また同日付のキッカー紙は、ケルンがヨイッチに関心を持っていることを報じている。
いずれにせよ一旦は落ち着いた新選手の獲得の行方は、特にギュンドアン、インモービレの今後の動向次第と言えるだろう。またELの予選で満足のいく結果を残せなかった場合にも、そういった動きに拍車が掛かるかもしれない。
これからどのような新陳代謝がもたらされるのか。夏のドルトムントの動きから、まだまだ目を離すことは出来なさそうだ。
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