噂が絶えない選手の移籍
購入についてはひと段落したものの、売却についてはまだまだ落ち着きそうにない。ドルトムントのSDであるミヒャエル・ツォルク氏の頭を悩ませ続けているのが、シュポルトビルト誌に記載されたプランAの中にも名前のあるギュンドアンだ。
既にギュンドアンは4月の時点で、ドルトムントとの2016年6月までの契約を延長しないという決断を下した。そのことに対して、ツォルクSDは5月4日付のキッカー紙に「非常に残念だが、受け入れなければならない」とコメントを残している。
以来、表向きにはバイエルン、バルセロナといったクラブ名が上がった。しかし新天地はなかなか決まらない。そうこうする内に、6月25日付の『WAZ電子版』によれば、父で代理人のイルハン氏はBVBに残ることも1つのオプションであると改めて通告したという。確実なのは、ツォルクSDとギュンドアン側とで今もなお話し合いが続いている、ということだ。
そして【GK】に早速ビュルキの名があるように、25日付の『ビルト電子版』によれば、トゥヘルはバイデンフェラーを正GKとしては考えていないようである。しかしギュンドアンと違って、現時点でバイデンフェラーは移籍を志願していない。ベシクタシュ、フィオレンティーナ、トッテナムからのオファーがあるとも言われているが、ビルト電子版に対して、ツォルクSDも「ロマン(・バイデンフェラー)は2016年まで契約がある。なぜ万が一にも月曜(29日)に始まるトレーニングに来ないようなことがあるんだ?」と答えている。
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