ハンブルガーSVに所属するMFカチャル【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのハンブルガーSV(HSV)が、セルビア代表のMFゴイコ・カチャルに契約延長のオファーを提示したと、独紙『キッカー』が報じている。
28歳のカチャルは、2010年8月にHSVに加入するも、トルステン・フィンク監督が就任してからは出場機会を減らし、2014年に当時J1だったセレッソ大阪に期限付き移籍した。
2014-15シーズンに所属先へ復帰しても出番に恵まれない期間が続いたが、シーズン途中にブルーノ・ラッバディア監督が招聘されると状況が一変。レギュラーとしてリーグ終盤戦に終了間際のゴールを連発し、チームを1部残留へと導く救世主として大活躍を見せた。
記事によると、HSVはカチャルにオプション付きの単年契約を提示。また、MF山田大記が所属するカールスルーエ(2部)との入れ替え戦で貴重な同点ゴールを決めたクロアチア代表のMFイボ・イリチェビッチにも同条件のオファーをしたと伝えられている。
総得点がリーグワーストだったHSVは、ここ数年の下位低迷を脱却する爆発力をカチャルに期待しているのかもしれない。
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