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MF：フェリペ・アンデルソン（ラツィオ／1993年4月15日生まれ）
今季セリエAの最大のサプライズだったラツィオのチャンピオンズリーグ圏内達成の立役者がフェリペ・アンデルソンだ。2013年に大きな期待とともにサントスから加入した同選手だが、1シーズン目は、その才能を発揮することはできなかった。しかし、2シーズン目となった今季は遂に実力を発揮。コッパ・イタリアを合わせて11ゴール10アシストとチームを牽引した。いまやマンチェスター・ユナイテッドら欧州のビッグクラブが注目するタレントだ。
　

MF：モハメド・サラー（フィオレンティーナ／1992年6月15日生まれ）
冬の移籍市場で彗星のごとくセリエAにやってきたサラーだが、彼のドリブルはイタリアに“恐怖”をもたらした。後半戦だけで9ゴール6アシストを挙げ、退団したMFファン・ギジェルモ・クアドラードの存在を全てのユリアーノ（フィオレンティーナ）から忘れさせている。
　

MF：ステーファノ・ストゥラーロ（ジェノア→ユベントス／1993年3月9日生まれ）
ストゥラーロはイタリアの新たな“闘犬”だ。今季ユベントスにジェノアから保有権を買い取られると、前半戦はレンタルとして残留したジェノアで活躍をみせる。圧倒的な運動量に確かなテクニックを兼ね備え、ユベントスは冬の移籍市場で呼び戻しを決意。出場機会の減少を不安視されながらも徐々に指揮官の信頼を勝ち取ると、チャンピオンズリーグでの躍進にも貢献する重要な戦力へと成長した。本人も公言する通り、元ミランのMFジェンナーロ・ガットゥーゾの後継者といえる存在だ。
　

MF：ダニエレ・バゼッリ（アタランタ／1992年3月12日生まれ）
欧州屈指の育成機関を持つアタランタが新たに生み出した傑作がバゼッリだ。長短のパスと創造性を兼ね備えたプレースタイルはMFアンドレア・ピルロやMFリッカルド・モントリーボを思い起こさせる。今季はアタランタでチームの中心として活躍。長足の成長を遂げた。