リバプールはブラジル代表MFロベルト・フィルミノとの合意を発表した【写真:Getty Images】
リバプールは現地時間24日、クラブのオフィシャルサイトでブラジル代表MFロベルト・フィルミノ獲得でホッフェンハイムと合意に至ったことを発表した。現在コパ・アメリカに参加している同選手は、大会後にメディカルチェックを受ける。
23歳のフィルミノは2011年にブラジルのフィゲレンセからホッフェンハイムに加入。以降、ブンデスリーガで通算139試合に出場し、37得点29アシストを記録している。
以前、代理人であるロジャー・ウィットマン氏が「彼はイングランドへ行く」と明らかにしたことから、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍も噂されていたが、“公言通り”イングランドのリバプールへと渡ることとなった。
契約期間は具体的に明らかにはしていないが、“長期間”であるとしている。また、同日付の英紙『リバプール・エコー』は、移籍金は3000万ポンド(約57億円)と伝えている。
すでにマンチェスター・シティからジェームズ・ミルナー、バーンリーからダニー・イングスらを獲得しているリバプールにとって、このブラジル代表は5人目の補強だ。昨季プレミアリーグ6位に終わった名門が、移籍市場ではライバルたちの一歩リードしているようだ。
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