【なでしこジャパン2-1オランダ代表 カナダ女子W杯ラウンド16】

　カナダ女子W杯を戦うなでしこジャパンは24日、決勝トーナメント1回戦でオランダ代表と対戦。2-1で勝利し、ベスト8進出を決めた。

　チームにリズムをもたらす先制点を決めたのは右サイドバックの有吉佐織だった。これが代表初ゴールとなったが、「思いっきり打っていこうと思っていた。入ってよかった」と安堵した様子だった。

　この日奪った2点はどちらも複数の選手が絡んだ攻撃から生まれた。これについては「ワンタッチ、ツータッチでボールが動いていたので、流れの中で点を決めることができてよかった」と、チームの攻撃に手応えを感じているようだ。

　最後の最後に1点を返されてしまった。有吉は「失点ゼロで終えたかった」と悔やんだが、「次に活かしたい」とこれを教訓にして準々決勝に臨むつもりだ。

【了】