チェルシーのMFジョン・オビ・ミケル【写真:Getty Images】
チェルシーのジョン・オビ・ミケルの中東移籍が迫っているのかもしれない。UAEのアル・アインに所属するガーナ代表FWアサモア・ギャンが、このナイジェリア代表とチームメイトになる日が近いことを明かした。23日付の英紙『デイリー・ミラー』が伝えている。
チェルシーで9年間プレーしたミケルは、キャプテンのジョン・テリー、今夏での移籍が濃厚なペトル・チェフに続く古株選手のひとりだ。しかし、ネマニャ・マティッチとセスク・ファブレガスのコンビの影に隠れてしまい、リーグ戦18試合出場に留まった。
ミケルには以前よりアル・アイン移籍が噂されていたが、サンダーランドでプレーした経験もあるギャンが「今週にも彼はアル・アインと合意すると聞いた。来季は僕達のためにプレーすることは間違いないだろう」と語っている。
ナイジェリア代表とガーナ代表、チェルシーとサンダーランドでそれぞれプレーしてきた2人だが、これまでチームメイトとしてプレーしたことはなかった。背番号「3」をまとうストライカーは、ミケルの到着を心待ちにしているようだ。
「僕達にとっては素晴らしいニュースだ。ミケルはとても良い選手だし、非常に経験が豊富だ」
これまでにチェルシーで活躍した選手の中では決して華があるタイプではないが、9年間でチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、2度のリーグ優勝などを経験したミケル。果たしてギャンの発言通り、中東に次なるキャリアを求めるのだろうか。
【了】