ジネディーヌ・ジダン監督とカルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】
レアル・マドリー・カスティージャ(Bチーム)を率いるジネディーヌ・ジダン監督は、仏誌『フランス・フットボール』のインタビューで古巣を率いる願望を示した。
ジダン監督は、カルロ・アンチェロッティ氏の後任に指名されていた場合「私はプロだし、挑戦は絶対に断らない」と、強気に答えた。
アンチェロッティ氏の解任については、イタリア人指揮官が残した偉業を理由に悲しいニュースだったと認めるも、無冠で終わったため上層部の判断にも理解を示した。
結局、ラファエル・ベニテス監督が就任することになったが、元フランス代表MFはペレス会長の判断を尊重する姿勢を示した。
なお去年まではアンチェロッティ氏の側でセカンドコーチを務め、今年はカスティージャのトップコーチとして過ごしたジダン。助監督はアドバイスや違う視点を与えることもできるが、後者は背負う責任感が全く違うと強調した。
また、現在セグンダB(3部リーグ)に属しているカスティージャの目標については、セグンダ(2部リーグ)への昇格は大事だが、マドリーのトップチームやリーガで通用する選手を育成することが第一だと伝えた。
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