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リバプール加入のイングス、新背番号は主将の出世ナンバーを選択か

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール加入のイングス、新背番号は主将の出世ナンバーを選択か
U-21イングランド代表のFWイングス【写真:Getty Images】

 リバプール入団が内定しているU-21イングランド代表のFWダニー・イングスは、クラブにエースナンバーを要求する意思はなく、来季から背番号「28」を着用することを考えているようだ。

 リバプールは、これまでケビン・キーガン、ケニー・ダルグリッシュ、そして2013-14シーズンまでルイス・スアレス(現バルセロナ)が着用した「7」と、今季限りで退団するMFスティーブン・ジェラードが長年背負ってきた「8」が空番となっている。しかし、プレミアリーグ初年度に11得点を挙げた22歳の若手ストライカーは、背番号よりも過度な重圧を感じない環境の中で自身の能力を伸ばすことに重点を置いている。

 英紙『デイリー・メール』でイングスは「リバプールでナンバー8のような番号を身につけることは大きな期待を背負うことになる。私はそういった番号を選ぶ前に、まずはそれに相応しい選手であることを証明したい。そして、いつかはそれらの番号に値する選手になる。今は大きな数字を選び、ハードワークする」とコメントした。

 なお、リバプールの28番は、クラブの下部組織出身であるジェラードが1998年にトップチームデビューを果たした際に着用していた番号。その後、チームの中心選手に成長していったジェラードは、17番を経て、プロキャリア6年目となる2004年から8番を背負うことになった。

 イングスは現在、U-21欧州選手権に出場しており、大会が終了してからチームに合流する予定となっている。同選手はビッグクラブへの移籍に浮かれることなく、自身の足元を見据え、将来的なエースナンバー着用を狙っている。

【了】

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