「キングスレイ」はクラブ愛の結晶
そしてシュリグリー氏は愛するクラブのため、元々あったキングスフォード・キャピタル・マネジメントのロゴから、ユニフォームに掲出するための新たなロゴとマスコットを生み出した。それが「キングスレイ」と名付けられた個性的な容姿のモンスターである。
キングスレイの生みの親であるシュリグリー氏はクラブ公式HPで「ジャグス(パーティック・シッスルFCの愛称)ファンとして、このような形でクラブに関わることができ光栄だ。私のデザインがユニフォームの胸やファーヒル(ホームスタジアム)の周りで見られる時が待ちきれないよ。そして私たちの試みがファンに愛されることを願っている」と、喜びのコメントを発表している。
クラブのマネージングディレクターを務めるイアン・マクスウェル氏も「マイクとデイビッドが持ち込んだアイデアは本当に面白い」と新マスコットを大歓迎し、アメリカ企業との関係を資金調達面で有利に働かせたいと考えている。
いまのところサッカーファンからのキングスレイに対する評判はあまりよくないが、著名な現代アーティストがデザインしたマスコットには、どことなく愛着の湧くかわいらしさがある。今後クラブのファンに末永く愛されていくことだろう。
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