ジャクソン・マルティネス

　イブラヒモビッチ獲得に失敗したミランは、ストライカーの獲得に躍起になっていた。ブラジルW杯の日本戦で2得点を決め、MVPにも選ばれたコロンビア代表のマルティネス獲得でポルトと大きく歩み寄っていた。

　ミランは獲得をより確実なものにするため、現在コパ・アメリカに参戦しているマルティネスに大会期間中のメディカルチェックを要求していたが、コロンビアサッカー協会がこれを拒否。

　その間に優位に進めたのはスペインのクラブだった。マリオ・マンジュキッチをユベントスに移籍させたアトレティコ・マドリーが大きく獲得に近づいている。

　この5人の他、ここまでサンプドリアのペドロ・オビアング（ウェスト・ハムに移籍）やエンポリのミルコ・ヴァルディフィオーリ（ナポリに移籍）などの獲得も噂されていたが実現せず、移籍市場での失敗が目立つミラン。今季のセリエAで10位に終わった“名門”復活を救う救世主はやって来るのだろうか。

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