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セリエA 9年前

ミランが逃した5人のビッグネーム。資金増強も失敗続きの“ロッソネーロ”

今季のミランは、セリエAを過去15年で最低となる10位で終えた。経営状況も順調とは言えない中で、タイ人実業家の“ミスターB”ことビー・テチャウボン氏が株式の一部を保有したことで補強資金が増強。それにより来季に向けた大型補強が期待されたが、狙ったターゲットは次々と獲得に失敗している。その中でも、ミランが逃した5人のビッグネームを紹介しよう。

text by 編集部 photo by Getty Images

カルロ・アンチェロッティ

ミランが逃した5人のビッグネーム。資金増強も失敗続きの“ロッソネーロ”
カルロ・アンチェロッティ氏【写真:Getty Images】

 フィリッポ・インザーギ氏の解任が濃厚だった当時(現在は解任)、当初のミランのファーストチョイスは2001年から9年間同クラブを率い、チャンピオンズリーグ(CL)優勝をもたらしたイタリア人監督だった。

 レアル・マドリーを2年で解任されたアンチェロッティ氏のミラン行きは濃厚とされており、シルビオ・ベルルスコーニ名誉会長も同氏のミラン復帰に自信を持っていたようだが、自身の“健康”を理由に断れてしまったことをクラブのオフィシャルサイトで発表した。

 クラブは結局、“Bプラン”だったシニシャ・ミハイロビッチ氏の招聘を発表。かつてインテルで一時代を築き上げた元セルビア代表CBに託すことになった。

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