笑顔を見せるマラドーナ氏【写真:Getty Images】
元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が、今年末あるいは来年初頭に予定されている国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長の後任を選任する会長選挙に立候補する意思を固めたようだ。
FIFAのブラッター会長は、複数幹部が贈収賄や資金洗浄の疑いで逮捕された汚職事件を受け、再選を果たした数日後の緊急会見で辞意を表明し、後任者が決定するまで一時的に職務を代行すると説明していた。
英メディア『スカイ』は、ウルグアイ人ジャーナリストのビクトル・ウーゴ・モラレス氏が「彼はFIFAの会長選に出馬するつもりで、私は本人からそのことを公表する許可を与えられた」との声明を出したことを紹介している。
なお、会長挙には、前回も立候補したヨルダンのアリ王子と、元日本代表監督のジーコ氏が出馬する意志を正式に表明しており、欧州サッカー連盟(UEFA)会長のミシェル・プラティニ氏、前回の会長選直前に立候補を取り下げたルイス・フィーゴ氏、韓国サッカー協会名誉会長の鄭夢準氏らの出馬も取り沙汰されている。
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